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日本アムウェイ Amway


アムウェイはやばい?ビジネスの仕組みや末路を解説

サプリメントや化粧品など、日常的に使用するものを中心に商品展開しています
ネズミ講と言われることが多いがネズミ講とは違います
会員登録をせず商品購入するだけも可能です

古くから存在するネットワークビジネス(MLM)のなかで、世界的に有名なものがアムウェイです。

会員の口コミだけで商品を売る特殊なビジネスですが、この手法自体が「アムウェイ=やばい」と認識されがちなのも事実です。



アムウェイはどんな会社?
社名 日本アムウェイ合同会社
経営陣社長 イリーナ・メンシコヴァ
会員数 約75万組  (2020年)
年間売上 939億3千万円 (2022年業界1位)
年間売上 803億9千8百万円 (2023年業界1位)
従業員数 365名(2024年5月末時点)
住所 東京都渋谷区宇田川町7番1号
資本金 50億円
販売方式 会員によるダイレクト・セリング(直接販売)
アムウェイ・プラザでの店舗販売
通信販売
事業内容 アムウェイからの家庭日用品等の輸入・販売 
公式サイト アムウェイ公式
アムウェイ・プラザ  アムウェイ・プラザ仙台
アムウェイ・プラザ東京
アムウェイ・プラザ名古屋
アムウェイ・プラザ大阪
アムウェイ・プラザ広島
アムウェイ・プラザ福岡



アムウェイは、ビタミン、美容製品、洗剤など、さまざまな商品を販売する大企業です。
1959 年にミシガン州でジェイとリッチという 2 人の男性によって設立されました。
彼らは洗剤 1 個から会社をスタートし、世界中で事業を展開する大企業に成長させました。

始まり: ジェイとリッチは液体洗剤からアムウェイを始めました。
現在、アムウェイは世界中でさまざまな商品を販売しています。
販売している商品: 健康を増進し、肌を美しくする商品が多数あります。
ビタミン製品ではニュートリライトがベストセラーの 1 つです。
世界中: アムウェイは 100 か所以上のあらゆる場所に存在しています。
アムウェイは、人々が独自の小さなアムウェイ ビジネスを運営することで商品を販売しています。

スキンケアとメイクアップ: アムウェイには、肌とメイクに良い「アーティストリー」というブランドがあります。
高品質であることで知られています。
地球を助ける: アムウェイは地球に優しい企業となるよう努めています。
風力と太陽光エネルギーを活用し、環境に配慮した産地から原材料を調達しています。

農場: ニュートリライト製品用の植物を栽培し、米国、メキシコ、ブラジルで最高の品質を確保しています。


仕事: 

アムウェイは、自社の製品を販売して多くの人がお金を稼ぐことを支援しています。
また、上手にお金を稼ぐ方法も教えています。


子供たちの支援: 

アムウェイは、2003 年に開始した One by One キャンペーンを通じて、世界中の子供たちの生活の向上に取り組んでいます。
新しいアイデア: 彼らは、自社の製品が優れていることを保証するために多額の資金を費やしています。
彼らは、この研究に取り組む研究室と科学者を抱えています。

アムウェイ センター: フロリダには、オーランド マジックのバスケットボール チームが本拠地としている、
アムウェイの名前を冠したスポーツやコンサートのための大きな施設もあります。
つまり、アムウェイは単なる会社ではありません。創業以来大きく成長し、さまざまな製品を販売し、
地球に優しい企業となるよう努力し、地域社会に貢献し、常に新しいアイデアを生み出してきました。

アムウェイは売上世界No.1のダイレクトセリング企業を名乗っています。

事業展開は世界100ヵ国以上にも及ぶ大組織で、日本では1979年に営業開始となりました。
サプリメントや化粧品など、日常的に使用するものを中心に商品展開しているのが特徴です。

その反面、世間では取扱商品以上に連鎖販売取引に関わる印象が強く、
さまざまな国でネズミ講が疑われ公的機関から調査を受けています。

行政処分はもちろん、過去にアムウェイ会員が逮捕されたこと、また裁判沙汰になっていることが
「アムウェイ=やばい」というイメージにつながっています。



ニュースキンとの違いは?

ニュースキンは、アムウェイと同じ連鎖販売取引でビジネスを展開している会社です。

発祥の地がアメリカという点でもアムウェイと共通しているため混同されがちではあるものの、
取扱商品が化粧品や健康食品(サプリメントなど)を中心にしている点ではアムウェイと違う特徴を持っています。

また、アムウェイが世界100ヵ国以上を展開しているのに対し、ニュースキンは世界約50ヵ国と少なめです。

とはいえ、生活用品を幅広く取り扱うアムウェイと化粧品などを扱うニュースキンとでは、メインの利用者も異なります。



アムウェイはなぜ「やばい」と言われるのか?


6ヶ月取引停止処分を受けたことがあるため

冒頭で触れたとおり、アムウェイは消費者庁から6ヶ月間業務停止の行政処分を受けていたことがあります。

マッチングアプリを介した勧誘が特定商取引法(以下、特商法)違反であったためです。

特商法の規制が厳しい連鎖販売取引ですが、そもそもなぜ規制が厳しいのかを考えれば
「勧誘トラブルが起きやすい」以外ありません。



勧誘トラブルが絶えないため


勧誘トラブルの例

入会せざるを得ない状況に追い込まれた
報酬制度の説明が正確でなかった

これらは、アムウェイが自ら公開している勧誘トラブルの一部です。

たとえアムウェイ会員に悪意がなくてもターゲットの家族を巻き込んだり、
しつこく電話やメールを繰り返したり、立場を利用して登録を強要したりと、
知らず知らずのうちに強引な勧誘行為に及ぶこともあったようです。



告発本裁判に敗訴しているから

約30年前アムウェイの実態を赤裸々に綴った告発本が出版され、
アムウェイ側が名誉毀損として出版サイドを訴えました。

当時のアムウェイは連鎖販売取引を明記した書面を一切交付していなかったことから、
アムウェイが連鎖販売取引をしているかどうかが焦点になっています。

判決では、アムウェイが連鎖販売取引と認定(裁判ではマルチ商法と明確に認定)した上で完全敗訴しました。
告発本が名誉毀損ではなく事実として認められたことで、アムウェイの実態が「やばい」と印象付ける結果となりました。



会員が特商法違反で逮捕されているため

2021年11月、アムウェイ会員の公務員男性が特商法違反の疑いで逮捕されました。

マッチングアプリで知り合った女性をエステに誘い、
施術後に「会員になると化粧品が安くなる」などと会員登録の勧誘をしていたことがきっかけです。

複数のマッチングアプリを使い、同じ勧誘手口で苦情件数も多く寄せられたことも問題になりました。

マッチングアプリで不特定多数の人物と繋がることができてもネットを利用している以上証拠も残りやすいです。

この1年後に同じような理由で行政処分が下っていることを見れば、
この刑事事件は大きなターニングポイントになったと言えるでしょう。



職を失い借金を抱える人もいるから

Yahoo!知恵袋では周囲にアムウェイを勧めすぎて職をクビになった人がいること、
またアムウェイの商品を大量に買い込むことで多額の借金を作った人がいることなどが投稿されています。

職を失う原因としては、勧誘トラブルが表沙汰になり人間関係が悪くなったことや
副業禁止にも関わらずアムウェイ会員として収入を得ていることがバレてしまったこと、
一時的な収入アップで見切りをつけてしまうなどさまざまなケースが想定できます。

一方、借金については在庫を大量に抱え込むこと、
また断ることができないまま商品を買わされてしまったケースも考えられるでしょう。

日常生活や人間関係を犠牲にしてまでアムウェイにのめり込むのは考えられない、
そんな人が大半です。しかし、グループの一員として活動するとアムウェイに対して盲目的になる可能性も大いにあります。




セールストークに違法性があったため

こちらも前項の続きになりますが、そもそも“サプリメントで病気が治る”という事実はなく、
このようなセールストークは薬機法違反になります。

週刊誌報道によると、コロナウイルスの流行を理由に
「(アムウェイの)空気清浄機を設置すればコロナに罹ることはない」というセールストークで
約15万円の空気清浄機を購入した女性もおり、結果家庭内感染したケースもありました。

このセールストークも法律違反になりますが、当然ながらアムウェイではこのような謳い文句は禁止となっています。



友人関係や家庭が崩壊するケースもあるため

勧誘された時点で不快に思う人もいれば、商品の購入や
会員登録が断れない、返品しづらいなど、身近な立場だからこそ頭を悩ます人が多いからです。

ただし、アムウェイ自体は違法な勧誘は禁止しており、
コンプライアンスに関するセミナーも開催するなど会員に周知徹底するよう努力しています。

一部のアムウェイ会員がルールを守らないことで、
アムウェイ製品を本当に気に入って使っている人まで肩身の狭い思いをするのは残念なことです。

「アムウェイの製品が気になる、でも強引な勧誘は困るなぁ。」という方は
「まだ購入を決めたわけでは無い」ということをはっきり伝えたうえで、
一度アムウェイ製品の説明等を受けてみると良いかもしれません。




洗脳されやすいから

アムウェイでビジネスを始めると盲目的になりやすい側面があります。

1992年に起きた「わさび事件」もその1つの例として噂されています。
中年の男性会員が喘息持ちの高齢女性にアムウェイの健康食品を無償で提供、
3ヵ月摂取させた上で男性会員が「(高齢女性の)喘息は治っているだろう」と思い込み、
それを確かめるために高齢女性にわさびを食べさせ、喘息の発作を起こしたという話です。

噂の真偽は確かではありませんが、アムウェイの商品で「喘息が治る」
と謳っているものはないので思い込みで行動しないことが重要です。




アムウェイの良い評判を紹介


アムウェイの良い意味でやばい理由

トップ会員はボーナスだけで1億円超え
成績が良ければ海外旅行に招待される
100%現金返済保証制度で返品できる


トップ会員はボーナスだけで1億円超え

アムウェイには実績に応じて功績が称えられる「ピン・レベル」制度があります。

小売利益とボーナスにより収入を得るのがアムウェイビジネスですが、
一会計年度ごとに規定の業績を達成することで該当のピン・レベルに振り分けられ、
トップである「ダイヤモンド」会員だとボーナスだけで1億3,000万円ほどの支給額となるのです。

金額だけでも十分に「やばい」と言えますが、1年間の実績がボーナス算定対象となるため、
高額な利益を出し続けるためには常に熱心な営業が必要と言えるでしょう。



成績が良ければ海外旅行に招待される

成績優秀な会員は、国内または海外の旅行セミナーに招待されます。

招待されるのは“上位○名”という括りではなく、
合計人数に関わらず目標成績を達成した全員です。

過去の旅行先は、アメリカのハワイやミシガン州、カナダ、スペインなどさまざま。
パック旅行や個人旅行では叶えられない豪華な内容も魅力の一つです。


100%現金返済保証制度で返品できる

アムウェイは自社製品すべてに対し「100%現金返済保証制度」を設けており、
良心的な意味で「やばい」と言えます。

未使用はもちろん、使用した後でも返品することができるため、
万が一満足できなかった場合でも安心です。



アムウェイの口コミ・評判

アムウェイのやばい口コミ・評判

料理本を買ったらアムウェイの宣伝本だった
顔つきに特徴がある
コロナ禍でますます発言がやばい方向に
勧誘はせず良い商品は買い続けている
変な勧誘がなければWIN-WINだと思う


料理本を買ったらアムウェイの宣伝本だった

もちろん、本を買っただけでアムウェイ会員に入会させられるようなことはありません。

ただ、アムウェイに良いイメージを抱いていない人にとっては思わぬ事実です。
文言を見る限り、アムウェイ製品ありきのレシピ本であることがわかります。



顔つきに特徴がある

アムウェイを勧めてくる人は「話の広げ方」と「顔つき」に特徴があるとよく言われます。

一見華やかさを装っていても、顔つきまでは変えられないのでしょう。
ただ、こればかりは個人によるとしか言えないため、見た目だけで判断は禁物です。


コロナ禍でますます発言がやばい方向に


空気清浄機もサプリメントも、健康を維持する上で役に立つものではあります。


勧誘はせず良い商品は買い続けている

アムウェイ会員でも、自分で商品を買うためだけに会員となり勧誘活動していないケースもあります。


変な勧誘がなければWIN-WINだと思う

アムウェイの商品は良い、という口コミはたくさんあります。

アムウェイ製品は、会員登録せず購入することもできるため、
気になる商品はまず試すことをおすすめします。



アムウェイの勧誘手口!ターゲットにされやすいのは?

アムウェイがらみでクレームの後をたたないのは、やはり勧誘手口です。

これまで勧誘された経験がない人は、どのようなパターンに注意すべきなのでしょうか。

実際の勧誘手口の一部をもとに紹介します。

マッチングアプリで知り合う
ホームパーティなどのイベントを開く
セミナーを開く



マッチングアプリで知り合う

近年増えているのが、出会い目的を装いマッチングアプリを利用して勧誘する方法です。

「出会い系」などと呼ばれていた昔と違い、今では身近な存在になったマッチングアプリでアムウェイに勧誘された人は男女問わず存在します。

ただし、従来からアムウェイは勧誘目的でのマッチングアプリの利用を強く禁止しており、
2022年3月には「アムウェイ倫理綱領・行動規準」にも明記されました。


アムウェイに入会したい時や、アムウェイの製品を購入する際はコンプライアンスを順守した会員から紹介してもらうと安心です。


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ホームパーティなどのイベントを開く

ホームパーティーに誘われたものの、最終的にアムウェイに勧誘された例はよく耳にします。

 注意
さりげなく探りを入れられ、商品を紹介されたりデモンストレーションが始まったりと
さまざまなパターンがあります。尊敬している人の話をしたがる、
夢や目標についてやたら聞いてくる場合は要注意です。



セミナーを開く

経済セミナーや美容セミナー、健康セミナーなどと銘打ってセミナーに誘い、登録を迫られるケースもあります。

セミナーを開くこと自体に違法性はありませんが、
そのセミナーが勧誘目的であり更にそのことを事前に伝えていないと問題になります。


アムウェイそのもののセミナーであれば成功者のエピソードが語られるなどがありますが、
勧誘が目的であることを伝えられていない場合でも
「美容やダイエットに良い」などと商品を勧め、入会を求められることがある様子です。



アムウェイの商品の販売価格と特徴

アムウェイの商品

空気清浄機
サプリメント

エナジードリンク
台所用洗剤



空気清浄機

327種類の微粒子を99.99%以上除去する「アトモスフィア」シリーズを展開しています。

第三者認証機関により性能評価を受けており、クリーンエア供給率も市場トップクラスと銘打っています。
販売小売価格は195,440円です。


サプリメント

「ニュートリライト」シリーズを主力に、ビタミンやミネラル各種を含むサプリメントを100種類近く取り揃えています。

ニュートリライトシリーズは売上高世界1位になるほどの人気商品で、
質と量にこだわっているのが特徴です。販売小売価格は3,000円台?です。




保温性や耐久性に優れた「アムウェイクィーンクックウェア」を展開しています。

器具を重ねることで煮る・蒸す・保温する動作が一度にできる「重ね調理」ができるなど、
使い勝手にもこだわっています。販売小売価格は19,560円?です。


エナジードリンク

砂糖不使用、カロリーゼロの「XSエナジードリンク」シリーズを中心としたエナジードリンクです。

すべてのドリンクに保存料を使わないなど、品質にこだわりながらエナジーをサポートする成分を配合しています。
販売小売価格は6本入りで2,470円です。


台所用洗剤

頑固な汚れや油汚れもキレイに落とす台所用洗剤も、アムウェイの人気商品です。
液体洗剤はもちろん、食洗機専用タブレット洗剤、濃縮タイプもあり、用途に合わせて選べるようになっています。
販売小売価格は810円?です。


アムウェイの勧誘方法に違法性があったことは認められるものの、製品に対する評価はポジティブなものが多いです。

特にプロテインや洗剤は人気商品ですので、気になる方は一度試してみても良いかもしれません。



アムウェイの仕組み


アムウェイは連鎖販売取引というだけあって、ビジネスの仕組みがわかりにくいです。

ネズミ講やマルチ商法ではないのか?そもそものビジネスモデルが違法ではないのか?
どうやって稼ぎを得ているのか…など気になる疑問も多いことでしょう。


商品を販売する仕組み

アムウェイの商品は、独立した事業主(Amway Business Owner/旧称 ディストリビューター・以下ABOまたは会員)
によって販売し利益を得る「ダイレクトセリング」を主としています。

ABOはアムウェイの入会はもちろん、独自のスポンサー資格を持つことで販売資格が得られるのが特徴です



ネズミ講は事実?マルチ商法との違いは?

ネズミ講は商品を流通する目的ではなく、金銭の配当を目的とした組織を言います。

仕組みとして、自分が金品を出して組織に加入し親会員になったところで
子会員を集め、会費等で収入を上げていくのがネズミ講のからくりです。

商品を流通させるのではなく、勧誘することが自分の収入につながります。 
とはいえ、この方法ではビジネスとして破綻することからネズミ講は法律で禁止されています。

一方、アムウェイは商品を流通させることでアムウェイ会員(ABO)の収入につながります。

小売店と違うのは“人から人へ商品を流通させる”ということです。
勧誘だけで収入が得られるネズミ講と違い、対面で商品を紹介・販売するのがアムウェイのビジネスモデルです。

「では、アムウェイはマルチ商法にならないのか?」と疑問に持つ人もいるでしょう。

マルチ商法は俗称なのでさまざまなパターンが考えられますが、
たとえば粗悪な商品を売りつけたり、ありもしない事実で期待を抱かせる勧誘
(例:勧誘だけで収入が得られる)はありません。



アムウェイで稼ぐ仕組み

ネットワークビジネスのなかでも知名度が高く歴史も古いアムウェイです。

「アムウェイ会員になれば稼げるのでは?」と期待を持つ方も少なくないでしょう。

会員は、自ら商品を仕入れ販売することで小売利益(仕入れ値ー販売価格、平均して20?30%)
を得ることができます。つまり、アムウェイの製品を売れば売るほど儲かるのは事実です。

さらに、アムウェイには商品を販売する以外にも収入アップが目指せる仕組みがほかにもあります。
それが、ボーナス制度です。

アムウェイのボーナス制度とは
アムウェイ会員として収入を上げるためには、商品をただ流通させるだけではなく
“スポンサー活動”によって流通ネットワークを広げる必要があります。
スポンサー活動は会員が会員を増やすこと、つまり勧誘です。

自分の後輩会員がビジネスを始め、売り上げを計上することで初めてボーナス評価の対象となります。

アムウェイ会員による熱心な勧誘が行われている背景には、このような仕組みがあったのです。

活動年数と評価は関係ない
スポンサー活動は、長く勤めている人ほど実績も豊富なので有利に捉えがちです。

しかし、アムウェイのボーナス制度は早く始めた人が得するシステムではありません。
規定で定められた実績を達成した場合に、毎月ボーナスが支払われているからです。

また、個人事業であってもそこにスポンサー活動が含まれている限り、
自分の先輩会員・後輩会員は必ず存在し、一つのグループとして括られています。
このグループ全体の実績も評価の対象となり、収入に繋がります。



500人を勧誘したアムウェイ会員の成れの果て


2022年11月、MBSニュースの取材に応じたアムウェイ会員が、勧誘や組織の実態について明かしました。

マッチングアプリで女と知り合う
きっかけはマッチングアプリでアムウェイの女性会員と知り合ったことでした。

恋人を作る目的で始めたマッチングアプリでしたが、
そこでマッチングした女性との会話で「ファスティング」の話題になり興味を持ったAさん。

初デートの後、女性会員からファスティングのインストラクターをしている男性Bさんを紹介されました。

師匠と呼ばれる上位会員を紹介される
Bさんから栄養ドリンクやサプリメントの購入を勧められたAさんは
「製品を買うためにはある場所で買わないといけない」
というトークから初めてアムウェイの勧誘を受けていることに気がつきます。

実はBさん、マッチングアプリで知り合った女性の上位会員であり、
さらに「師匠」と呼ばれる別グループの上位会員を紹介されアムウェイ入会を勧められました。

当時社会人2年目だったAさんは、毎日の激務で時間に縛られた生活を送っていたため
「アムウェイをすれば時間に縛られず自由に生活できる」というトークに乗せられたのです。

勧誘マニュアルでマッチングアプリを利用
大金持ちを夢見てアムウェイ会員になったAさんは、マッチングアプリを使って
ファスティングに興味のある女性を誘うようBさんから指示を受けます。

自分が勧誘された時と同じパターンです。

グループ内では相手ごとに対応を変える勧誘マニュアルが共有されており、
Aさんがマッチングアプリを使った勧誘は2年間で約500人にも及びました。

500人勧誘して収入は月1,000円
最終的に赤字が続き、ついにAさんはアムウェイ会員をやめることを決断します。

アムウェイから入る収入は月1,000円ぽっきり、良くても5,000円だったそう。
振り返ると当時の勧誘行為も法に抵触していたとのことです。

グループ内の圧力で違法勧誘する人が多い現状
法に抵触してまでなぜ勧誘活動を続けるのか、
別の現役アムウェイ会員の男性は厳しいノルマが課せられていると明かしています。

自分を紹介してくれた人が上司的な立場になり、グループ内での圧力で違法勧誘してしまう人が多いのだとか。

この男性会員は「自分の頑張りでいつか不労収入が得られる」と信じて勧誘活動を続けていくと語っていますが、
この男性の収入も2年間でわずか5,000円。
アムウェイ会員となり勧誘活動を続けていくのは個人の自由ですが、現実の厳しさが感じ取れます。



アムウェイの勧誘の断り方は?商品だけ購入もできる


勧誘の断り方はいたってシンプル
勧誘を断るなら、話を聞き入れるのではなく、
自分の意思をはっきりと伝えることがもっとも大事です。

ただ、友人や知り合いなどの勧誘だと角が立たない断り方も必要です。
その際は、相手の話を肯定しつつ「自分は協力できない」と伝えることがポイントです。

「勉強になった、ありがとう!」「自分は協力できないけど応援しているね」などと伝えれば良いでしょう。

商品購入だけならプライムカスタマーを利用(旧買うだけクラブ)
アムウェイ製品を購入するには、以下の4パターンを選ぶことができます。


アムウェイの商品購入方法

ABOから購入する
自分がABO会員となって日本アムウェイから直接購入する
プライムカスタマーに登録して日本アムウェイから直接購入する
日本アムウェイから直接購入する(一部商品のみ)
この4つの方法はアムウェイ公式で紹介している購入方法です。


このうち「プライムカスタマーに登録して日本アムウェイから直接購入する」場合は、
ABOにならずとも会員価格(標準小売価格の20% 25%オフ)でアムウェイ製品を購入することができます。

会員登録をせずにアムウェイ製品を買う方法
会員登録により割引価格でアムウェイ製品が購入できるものの、会員登録をしたくない人もいれば、
それ以前に住所や名前などの個人情報をアムウェイ側に預けてしまうのが怖い人もいることでしょう。

そこで会員登録をせずアムウェイ製品を買うには「日本アムウェイから直接購入する」方法が挙げられます。
全国7箇所にあるアムウェイ直営店(アムウェイ・プラザ)なら、標準小売価格でアムウェイ製品を購入することができます。

とはいえ、全国に7箇所しかないアムウェイ直営店に行くことが難しい人もいるでしょう。
そこで、会員登録をせず通販でアムウェイ製品を買う方法もあります。 
Amazonではニュートリライトシリーズの一部商品のみ取り扱っています。
また、匿名配送が可能なフリマアプリで商品が出品されるケースもあるため、
アムウェイで“直接”会員登録をせず商品を買うことが可能です。

ちなみに、アムウェイ自体は会員による商品の“転売”を社内規定で禁止していますが、
フリマアプリや買取サイトの利用自体、刑法に触れる違法行為ではありません。



アムウェイのまとめ

サプリメントや化粧品など、日常的に使用するものを中心に商品展開している
ネズミ講と言われることが多いがネズミ講とは違う
会員登録をせず商品購入するだけも可能
アムウェイの実態を調べると、良い意味でも悪い意味でも「やばい」側面はあります。



アムウェイのピンレベル(タイトル)の種類・年収一覧

ABO(アムウェイビジネスオーナー)活動を行う上で、目指す収入の目安や活動計画の指針になるのがピンレベル(タイトル)です。
その種類は「シルバー・プロデューサー」を皮切りに、「ダブル・クラウン・アンバサダー」まで23段階。
以下に各ピンレベルの種類に応じた達成条件や年収例を一覧にまとめました。
 
ファウンダーズ・エメラルド
ピンレベル   認定条件例 年収例
シルバー・プロデューサー 1カ月間で150万PV達成  300万円
ゴールド・プロデューサー 1年以内で3カ月150万PV達成 400万円
プラチナム  1年以内で6カ月150万PV達成で、そのうち3カ月は連読 500万円
ルビー 1カ月間で300万PV達成 600万円
ファウンダーズ・プラチナム 1年連続で150万PV達成 700万円
ファウンダーズ・ルビー 1年連続で300万PV達成 750万円
サファイア 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを2組スポンサー 800万円
ファウンダーズ・サファイア  1年連続で150万PV達成したグループを2組スポンサー 900万円
エメラルド 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを3組スポンサー  1,000万円
ファウンダーズ・エメラルド 1年連続で150万PV達成したグループを3組スポンサー 1,500万円
ダイヤモンド  1年以内で6カ月150万PV達成したグループを6組スポンサー 2,000万円
ファウンダーズ・ダイヤモンド 1年連続で150万PV達成したグループを6組スポンサー 2,500万円
エグゼクティブ・ダイヤモンド 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを9組スポンサー 3,000万円
ファウンダーズ・エグゼクティブ・ダイヤモンド  1年連続で150万PV達成したグループを9組スポンサー 3,500万円
ダブル・ダイヤモンド 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを12組スポンサー 4,000万円
ファウンダーズ・ダブル・ダイヤモンド 1年連続で150万PV達成したグループを12組スポンサー 4,500万円
トリプル・ダイヤモンド 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを15組スポンサー 5,000万円
ファウンダーズ・トリプル・ダイヤモンド 1年連続で150万PV達成したグループを15組スポンサー 6,500万円
クラウン  1年以内で6カ月150万PV達成したグループを18組スポンサー 8,000万円
ファウンダーズ・クラウン  1年連続で150万PV達成したグループを18組スポンサー 9,000万円 
クラウン・アンバサダー 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを20組スポンサー  1億円
ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー 1年連続で150万PV達成したグループを20組スポンサー 5億円
ダブル・クラウン・アンバサダー 1年以内で6カ月150万PV達成したグループを40組スポンサー  10億円

 
ピンレベル制度は良くも悪くもヒエラルキーを生みやすい仕組みです。
記事の後半でも詳しく解説しますが、タイトル獲得はあくまで目的を達成するための道しるべ。
タイトルそのものに執着しすぎないように活動していきましょう。



ピンレベル(タイトル)の登竜門「プラチナム」の具体的な報酬内訳


多くのABOが活動初期の目標に定めるピンレベルが「プラチナム」です。

プラチナムを獲得する条件

1年の間に6カ月グループPVが150万へ到達
そのうち3カ月は連読で達成

年収例の内訳

成績別ボーナス:2,750,000円
プロデューサーボーナス:650,000円
パーソナルQ強化ボーナス:825,000円
小売利益:500,000円
合計:4,725,000円

この他にも細かい条件で受給されるボーナスが多数あり、
ABOによってバラつきはありますが年収300万円から500万円ほどの収入が期待できます。
プラチナムは”余裕がある生活に届き始めるピンレベル”だといえます。



ピンレベル(タイトル)獲得の秘訣|段階に応じた心構えを解説


ピンレベルは段階によって求められる認定条件の質が変わっていきます。
ここではファウンダーズ・ルビー(年収750万円)、サファイア(年収800万円)、エメラルド(年収1,000万円)を例に、
それぞれの条件の変化と獲得までの心構えを解説しています。
中長期的に持続するグループを作るための軸になる概念です。しっかり理解し心にとめておきましょう。


ファウンダーズ・ルビーまでは「効率がいいPV集め」が重要
プラチナムの3段階先のピンレベル、「ファウンダーズ・ルビー」までは自身のグループPVがタイトル獲得の条件です。
直近のダウンを増やしつつ自身のカスタマーも開拓し、組織の基盤を作るフェーズです。

ただこの付近のABOは、目先のPVを追い求めて強引な勧誘が多くなってしまいがちなことに注意を払いましょう。
たとえ形だけのPV数が確保できたとしても一過性のものに過ぎません。

より高いランクを目指すためには、レバレッジが効く形でダウンやカスタマーを獲得していく意識が重要です。


サファイアからは「ダウンを独立させる」ことを意識
サファイア以降のピンレベルではタイトル認定条件がガラッと変わります。
これまでは「自分のグループの成績」が評価基準でしたが、
新たに「自分のグループから独立したダウングループの成績」が判断されます
(月150万PVを達成したダウングループはアップのグループから独立します)。

このブレイクアウェイ(独立)方式がアムウェイ最大の特徴。
自分だけでなく「伝えた相手をいかに成長させるか」が評価基準になるため、意識の変化が求められます。

単純なPV集めは具体的なコツがある「戦術」的な考え方でした。
しかし自分のグループから独立する人材を排出するには「戦略」を考えなければいけません。
自分がこれまで培ってきたノウハウを再現度高く伝えていく方法や、自走できる人材を見極めダウンにしていく観点を持ちましょう。



エメラルド以上は「プレイヤーからオーナーへ」マインドを書き換え

年収が1,000万に到達し”成功者”と呼ばれ始めるピンレベルが「エメラルド」です。
このレベルに達するためには、関連グループを自らの影響力でプロデュースし、
組織の行動指針を策定していくオーナー(経営者)観点が必要になってきます。

エメラルドくらいの規模感になると、独立したグループも含め組織全体の人数はおよそ300人程度必要です。
小さい会社に例えれば、独立していったダウンたちは自走力を持った”幹部”だと言えます。
自分が直接動かずとも、彼らをマネジメントして流通を回す仕組みを作りましょう。
今現在自身は全くビジネス活動をしていないにもかかわらず、年間数百万の収入を得ているエメラルドホルダーもいます。

ただし、これまで好成績を残せていた優秀なプレイヤーでも良いオーナーになれるとは限らないのが難しいところです。
マインドを自分に向けているだけでは労働収入から抜け出せず、ピンレベルも頭打ちになってしまうでしょう。

プレイヤーとしての技術を確立した上で、スポンサードしているグループの成果を監督し束ねていくプロデュース力を身に着けましょう。
「なぜ自分はアムウェイを続けているのか」
「どんな価値をカスタマーに提供したいのか」
まずそれらをしっかりと明言することが必要です。
そしてそのビジョンに賛同してくれる仲間とともに、自分が思い描く組織を形作って行きましょう。



ピンレベル(タイトル)というランク?や階級?があるのはなぜ?

ピンレベル(タイトル)はABO活動の実績を評価し、努力に報いるための制度です。
一般的な会社でもよく行われる社内表彰制度と同じで、会社に対する貢献度を賞することでモチベーションを向上させ、
生産性を高めることを目的にしています。

ランクや階級があることでABOは達成感を得られますが、同時にタイトル獲得そのものに固執し、
その立場に依存しているABOも見受けられます。たとえば過剰な自己購入が悪い例です。
ランク維持のノルマのために無理やり商品を購入し、ABO間だけの疑似的な流通が作られてしまっている事例が多々あります。

本来アムウェイビジネスは、消費者を増やし流通を拡大させることが目的です。
本質を見失うことなく、自分のABO活動の意味を考える軸として、健全にピンレベル(タイトル)を利用していきましょう。



アムウェイで上位ピンレベル(タイトル)を獲得した成功者たち

年収2,000万円を超すようなアムウェイの成功者たちは、どのようしてその地位まで上り詰めたのでしょうか? 
ここではレジェンドの「中島薫」氏を筆頭に、大きな成功を収めたタイトルホルダーたちを紹介しています。
彼らが共通して持つ”成功マインド”をひも解き、自身の健全なABO活動の参考にしてみましょう。


専用ピンレベル(タイトル)を持つNo.1の成功者「中島薫」氏

「中島薫」氏は日本アムウェイで最も成功した人物といわれており、その年収は10億を超えると考えられます。
その突出した実績から、アムウェイは中島氏のためだけのピンレベル「ダブル・クラウン・アンバサダー」を設定しました。

アメリカアムウェイ本社からも東京等々力に豪邸をプレゼントされるなど、規格外の語り草をいくつも持っています。
レジェンド中のレジェンドとして、全ABOのあこがれの対象になっています。

中島氏はもともと作曲家として成功を収めており、1976年に行われた第7回世界歌謡祭ではグランプリを受賞した経歴を持ちます。
その後アムウェイが日本に参入した3年後の1982年からABO活動を開始。
わずか5年の速さで年収1億円を突破し、クラウン・アンバサダーのタイトルを獲得しました。

近年も著書の出版や盲導犬育成事業への貢献など、多方面で精力的に活動を続けています。



年収2,000万超えの上位ピンレベル(タイトル)獲得者一覧
中島氏を筆頭に、大きい成功を収めた人たちはセミナーや講演などで登壇する機会も多く、
あこがれのライフスタイルの体現者として目標にされることが多いでしょう。
現在ダイヤモンド以上のピンレベルを保持しているタイトルホルダーを、年収例とともに一覧にまとめています。

ピンレベル 年収例 タイトルホルダー
ダイヤモンド 2,000万円 石堂勝康
中村圭佐
野口嘉則
橋本淳&ますみ
松山孝司&いずみ
山本鉄也
エグゼクティブ・ダイヤモンド 3,000万円 秋山和茂
大和田 剛
高森洋子
滝田裕道
富田彰
深谷知昭
ダブル・ダイヤモンド 4,000万円 井利元敏哉
オルソン
神先浩司&由佳
佐々木穂積
堀 正樹
トリプル・ダイヤモンド 5,000万円 楠井町子
進藤由美子
波田啓次郎
クラウン 8,000万円 立上照二
クラウン・アンバサダー 1億円 有馬七重&誠典
北紺守彦
瀬戸龍介
畑山健一郎&喜子 
林 立夫
山崎義幸
増田恭久
ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー  5億円 山崎拓巳
濱本智子
ダブル・クラウン・アンバサダー 10億円 中島薫

上位ピンレベル(タイトル)を獲得した人に共通するマインドとは

中島氏は作曲家として成功していたことから「もともと名声や人脈があったからアムウェイでも成功したんじゃない?」
と考える事もできます。しかし中島氏が本当に優れていたのはマーケティングの本質を見抜く力です。
人との縁を大切にする価値観や、お金に左右されない人間性、自分が生きる上での軸を貫く覚悟が話の端々から見て取れます。

ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー(年収5億円)の濱本智子氏も著書の中で、
「自分が受け取った愛はたくさんの人に分けてあげること・人を支配することなく夢を実現すること」が大切だと説いています。

他にもクラウン・アンバサダー(年収1億円)の山崎義幸氏は自身のブログで、
「プライドと美意識が伴わない仕事のやり方は長い目でみたら必ずしわ寄せが来る。
自分が気に入っているプロダクトをまっすぐ伝えてみよう」と、正面からマーケティングに向き合う姿勢を提案しています。

全員に共通している点は、”お金以外”で相手がどんな恩恵を受けるかをまっすぐに考える
「ユアファースト目線」を徹底していること。各人ともにアムウェイで十分すぎる収入を手にしているにも関わらず、
著書を出版していたり、現役の音楽家として活動、社会貢献など、他者へ前向きな影響を与える活動を続けています。

派手な実績の表面だけをなぞっているだけの”信者”も多いようですが、尊敬と崇拝を履き違えてはいけません。
成功者たちがアムウェイビジネスをどう捉えているのか本質を理解し、あくまで自分の軸を太くするための材料にしていきましょう。


ピンレベル獲得の必須条件「積み重ね」のワナに要注意

アムウェイビジネスを成功に導くためには、継続が最重要なことに間違いありません。
カスタマーへのセールス・ABOのスポンサード活動・ダウングループの支援など、
一つひとつの活動を積み重ねた先に大きい結果が待っています。

ただし「成功は個々人の努力による結果であり、絶対的なものではない」だと忘れてはいけません。
アップからの指示を思考停止で作業しても、”積み重ねているつもり”になっている可能性があります。

継続することそのものが目的になっていないでしょうか? 
心当たりがあるABOは、一度立ち止まって見直してみましょう。

辞めなければ”必ず”ピンレベル(タイトル)を獲得できるは「ウソ」

損失を出しているにも関わらず、具体的な対策を打たないままただ続けていてもまず成功しません。
「ここでやめるのはもったいない!」「もう少しで利益が出始める!」
などといった”損切り”させないように仕向けるアップには要注意です。

自身のブランディングと製品のマッチング・カスタマーの属性・段階を踏んだマーケティング設計など、
腹落ちできる長期的な行動計画や具体的なアクションプランが示せているでしょうか? 
継続してきたことを否定するのは勇気が必要ですが、計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回せているか再度確認してみましょう。


実際にピンレベル(タイトル)を獲得してる人はどれくらいいる?

率直にお話しすると、登竜門的ピンレベルであるプラチナム(年収500万円)の獲得でさえ相当な狭き門だと言わざるを得ません。
2015年度時点でABO会員数はおよそ70万組おり、
その中でプラチナム以上のタイトルを獲得しているABO数は4,123組。その比率はわずか0.6%です。

0.6%というと、一般的なサラリーマンなら年収1,500万円を超えている割合です。
このことからもアムウェイが”簡単に稼げるわけではない”ことが事実ベースで示されています。

「すべてをかけてピンレベルを獲得し成功したい!」という考え方もひとつです。
しかし甘い言葉に惑わされ盲信してはいけません。
極々一握りの人間しかたどり着けない場所だという事実は見失わないようにしましょう。


ピンレベル(タイトル)維持に固執しすぎるのは厳禁

クラウン・アンバサダー(年収1億円)の山崎義幸氏は「名前だけのピンを追うことは百害あって一利なし」と言います。
ピンレベル(タイトル)はあくまで結果であり、獲得そのものを目標にしてしまっては本末転倒です。

ピンレベルには降格制度があり、達成条件を満たし続けなければタイトルを失うことになります。
この仕組みは「売り上げノルマ」だと捉えられやすく、ピンレベルを維持したいがために過剰な自己購入で在庫を抱えたり、
ひどい場合はダウンにも購入圧力をかける悪しき運用方法が散見されます。

結果的にABO内だけの”ハリボテ”な流通が出来上がります。
タイトルホルダーの中にも、実情は多額のローンを抱え続けているという話を多く耳にします。
グループの構築はアムウェイビジネスで欠かせない概念ですが、
「製品を気に入って使ってくれる愛用者を増やす」ことこそが本質だと忘れてはいけません。


新しいピンレベル「ブロンス・ピン」とは?画期的な報酬形態

2019年9月から「コアプラス」という新しい報酬形態が加わり、その中で獲得できる新しいピンレベルが「ブロンズ・ピン」です。
シルバー・プロデューサーのピンレベルを獲得する前から、成績別ボーナス以外のインセンティブが支給されるチャンスが生まれました。


ブロンズピン(ブロンズ15)を獲得する条件は以下のとおりです。

・その月の成績別ボーナスが15%以上
・パーソナルPVが1万PV以上
・そのうちプライムカスタマーのPVが3,000PV以上
・成績別ボーナス6%以上のグループを3系列以上スポンサー


ブロンズピンの画期的な特徴が、達成条件に「プライムカスタマー(購買専用会員)のPV数」と「ダウングループの系列数」が関与すること。
ビジネスが絡む仲間内の疑似的な流通を作るのではなく、”愛用者を軸にした健全なグループ形成”が評価基準になったのです。

この新しい評価体制は、本来のマーケティング指針である「製品の愛用者を増やす」ことをABOに促す意図があると読み取れます。
これからは夢やお金を語り同業者を増やす勧誘方針から、より本質的に「自分が大好きな製品をまっすぐに伝える」という
本質的な勧誘の重要度が増していくことでしょう。



まとめ:ピンレベル(タイトル)を正しく理解し地に足をつけた活動を

ピンレベルの概要やタイトルの獲得方法、成功者から学ぶ成功の秘訣を解説してきました。
タイトルホルダーになるためには、目先の利益を追うマインドではダメ。ユアファーストの精神で、
カスタマーと息の長い関係を作ることが最も重要だとお分かりいただけたと思います。
成功者達のマインドを参考にビジネスの本質を掘り下げていき、より上のピンレベル(タイトル)獲得を目指していきましょう。
あなたが目標としている年収を実現させるために、この記事が参考になれば大変うれしく思います。



アムウェイへの誠実な誘い方とは?|勧誘のストレスから開放されよう

アムウェイのABO(アムウェイビシネスオーナー)になったものの、上手に勧誘できなくてお困りではありませんか?
アップから課せられるノルマや、強引に感じる勧誘方法に抵抗を感じている方も少なくないでしょう。
この記事では「アムウェイへの誠実な誘い方」や「やってはいけない勧誘方法」「友達を減らさない誘い方」などを解説しています。
これまで引け目を感じながら勧誘していたあなたも、この記事を最後まで読み「無理やり勧誘するストレス」から開放されましょう。


アムウェイの誘い方にストレスを感じている方へ

「アムウェイ製品の良さには納得しているし、仲間たちとの交流も楽しい。
だけど、いざ友人を誘うとなると抵抗を感じる…」と、アムウェイを利用されるABOの中にも勧誘の悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。

グループによって差はありますが、ときには強引な営業を行っている場面も見受けられます。
勧誘される側から見れば気持ち良いものではなく、「宗教的」だったり「洗脳されている」という印象をアムウェイに持たれている原因になっています。

勧誘をストレスに感じている人は「売上を立てなければ!」という固執した考えから一度離れてみましょう。
そして再度、アムウェイ製品の魅力や、その製品を自分がどう広めていきたいのかを見つめ直してください。



まずは自分が「好きで製品を使っている」という原点に立ち戻ろう

あなたも少なからずアムウェイ製品に良さを感じ、これなら人にも薦められそうだとABO活動を始めたはずです。
この「好きな製品だから広めたい」という原点を忘れてはいけません。

お金を稼ぐ目的のみでアムウェイの勧誘活動を行っているABOの中には、製品そのものへの興味が薄れてしまっている人も少なくありません。
そもそも自分が商品に興味がないのであれば、他人を勧誘できることはほとんどないと考えていいでしょう。

なぜなら、機能やメリットだけの理屈を羅列されても人の心は動かないからです。
実際に自分が生活の中でどう使っていて、どんな恩恵があって、どう生活が替わったのか。
自分の中からあふれてくる具体的な体験談ほど信頼性があるセールスはありません。

小手先の話術やマニュアル、もうけ話などというものより、あなたの「好き」が何よりも人の行動を促します。
あなたが「この製品すごい!」と心動かされた体験を他の人にも広めるべく、自分がこの製品を好きで使っていることを再認識しましょう。



ストレスになるなら無理に勧誘しなくていい

仮に話を聞いてくれそうな知人がいたとしても、気乗りしないのであれば無理に勧誘する必要はありません。
情熱がない営業は相手にとって不毛なことはもちろん、自分をだましてまで無理やり勧誘活動をすることに意味はありません。

後ろめたい気持ちで製品が売れたとして、それがあなたの求めていることでしょうか?
友人関係と引き替えに、少しのお金と大きいストレスを得ることがあなたの幸せでしょうか?

人は金銭的な余裕や物的な充実よりも「自分が人の役に立っている」と実感したときに本当の幸せを感じます。
”この人にこの商品を紹介すれば喜んでもらえるだろう”という「貢献感」を軸に勧誘を行うことこそ、ABO活動を長く続ける秘訣です。

安定した売上を立てられるようになるにも、継続することが第一の必須条件です。
収入という結果を出すためにも、貢献感を得て充実した人生にするためにも、ストレスを感じる勧誘方法からは脱却する必要があります。


時代に合った誘い方に変えていこう

勧誘する側もストレスを感じ、勧誘される側も嫌悪感を抱く勧誘方法がなぜ今も続いているのでしょう?
それは、アムウェイを始めとするMLM(マルチレベルマーケティング)がまだ十分に認知されていない黎明期に有効だった
「とにかく目先のダウンを増やす」という慣習がいまだに根付いているためでしょう。

当時はMLMのリスクが周知されていなかったため、メリットの理論武装が効果的な勧誘方法でした。
潜在ユーザーも多かったため、強引な勧誘でも数撃ちゃ当たるで通用したのです。
ただし、MLMの仕組みやデメリットが広く普及した現在では、手あたり次第の勧誘は有効な方法といえません。

「Z世代」といわれる今の若い層は、子供のころから物質的に十分満足して成長してきました。
お金に対する執着が少ない反面、自分らしく生きることや体験に価値を見いだす特徴を持っています。

アムウェイへの誘い方も「たくさん稼げる・働かずに稼げる」という方向性から、
「あなたらしい生き方ができる・他者貢献感を肌で感じられる」という価値観を強めることで、心に刺さるプロモーションができるでしょう。


アムウェイへの誠実な誘い方|3つの心得を紹介

営業の本質は「ある問題を解決したい人に、適切な商品・サービスを提供する」こと。
もちろんアムウェイへの誘い方でも同じです。
あなたがABO活動にやりがいや貢献感を持ち、日々充実して過ごすためにも基礎となる考え方です。

まったく関心がない人に的外れな勧誘を続けても、ほとんどの場合契約に至ることはないでしょう。
お互いに「無駄な時間だった…」とネガティブな印象を抱いて終わりです。

本来セールスは嫌われるものではありません。
必要としている人に必要な情報を、相手の立場に立って伝えれば、必ず良い反応を得られます。
以下で紹介する誠実な誘い方を意識していただき、ダウン獲得につなげてください。


発信の軸・コンセプトを決めよう

あなたがまずやるべきことは、自分が得意なことをとことん突き詰めること。
プチインフルエンサーになるようなイメージで自分自信をブランディングしていき、
「この人がオススメするなら悪いものじゃなさそうだな…」という切り口でマーケティングしていきましょう。

だらしない体形をしている人に「このサプリめっちゃいい成分なんだぜ!健康になりたくない?」
なんて力説されても、全く説得力がないですよね?
普段からメイクにまつわる発信をしている人が紹介するスキンケア商品や、
料理好きな人が使う料理器具のほうが訴求力が高いことはお分かりいただけるでしょう。

ひとつ気をつけなければいけないのが、アムウェイ製品を全面に押し出すのではないということ。
あくまであなたのライフスタイルに共感してもらうことが前提で、
そのツールのひとつとしてアムウェイ製品を愛用している、という位置付けがいいでしょう。

その分野に興味ない人を無理やり勧誘するより、あなたの発信に興味を持ってくれた人に営業をかけていくのが好手です。
お互いにストレスなく話が進み、成約にもつなげやすくなります。

闇雲にあれこれ紹介するのではなく、あなた自身が得意なこと・興味あることに関連する製品に絞って取り扱いましょう。
勧誘される側は「その製品がどんなに良いものか」より、「誰が言っているか」が強い判断材料になるのです。



まずデメリットを伝えよう

アムウェイでのABO活動に誘う際は、メリットだけを語るのではなく、最初にリスクやデメリットをキチンと提示しましょう。
この手法は「両面提示」といい、行動心理学に基づく意見の伝え方です。

メリットだけを語るような耳障りが良い勧誘を受けると、聞き手は「どこかに落とし穴があるんでしょ?」
と常に粗探しするような気構えになりがちなのです。特に高額な商品になればなるほどこの傾向は顕著です。

良い面だけを一方的に熱く語る論調は、衝動的で思慮の浅い考え方に見えてしまいます。
逆に言えばデメリットをこちらから示すことで、「この人は私のこともよく考えて提案してくれている」という印象を与えられます。
相手に「まずは話を聞いてみよう」という心構えを作れるのです。

ABO活動のデメリットを伝えた上で、それを解決する方法やメリットを伝えることにより、相手の心にスッと受け入れられる話し方となります。



相手の考えに共感しよう

勧誘する際「この製品は間違いなく相手のためになる」と自信を持って営業することは心構えとして必要です。
ですが相手の気持ちを無視して強要する態度は絶対にとってはいけません。
コミュニケーションは、相手の考え方にまず共感することから始まります。

自分の意見を伝えるとき、その意見には必ず「やらないほうがいい理由」があります。
アムウェイのABO活動で言えば、親しい知人を失うかもしれない・活動に時間を取られてしまう・資金の元手が必要などが上げられるでしょう。

このようなネガティブな反論意見を言われると、
現状多くのABOが「でも」「じゃあ」「だったら」と自分が思う正解へ強制的に導く言い回しをしてしまっています。
誘われている側からすれば「自分の気持ちは関係ないんだ」と感じていまい、話に興味を失います。

相手の主観を「操作する」のではなく、こちらの考え方を「提案する」という意識付けを徹底しましょう。
自分の話を理解してもらいたいなら相手を理解するところから。
共感ファーストで接することにより、こちらの意見も聞いてみようかな、という態度を作ってもらいやすくなります。


やってはいけない!アムウェイへの不毛な誘い方4つ

アムウェイの製品は年間170万個売れるものもあり、会社自体も年商1兆円を越えるグローバルな優良企業。
勧誘活動を行うABOだけではなく、最近では一般層にも「アムウェイ製品は質が良い」ことが広まりつつあります。

ひとつ疑問なのは、アムウェイの製品・会社自体はしっかりしていることが明らかなのに、
なぜ勧誘されることに嫌悪感を示す人が多いのかということ。
それはひとえに、一部のABOが強引な勧誘活動を推し進めてきた歴史があるからです。

ここでは、アムウェイへ誘われた際強いストレスを受けた否定派の声を元に、
「やりがちだけど一切生産性がない不毛な誘い方」を解説していきます。
誘われる側の目線で見た場合も、ここで紹介するような勧誘をされたのならば、そのABOは地雷だと考えて正解でしょう。
たとえ知人であろうと、躊躇なく距離を取ることをおすすめします。

あなたが誘う側の立場であれば、ご自身の勧誘方法と照らし合わせ、見直せる点がないか確認してみてください。



長時間拘束するな

アムウェイへの勧誘で嫌な思いをした人たちの多くは、共通して「時間を無駄にした」という認識を持っています。
特にセミナーやホームパーティーなど、クローズドな場面では途中で抜け出すことも難しく、
興味を持てない話で長時間拘束されることにものすごいストレスを感じます。

たとえば馬が合わない上司との飲み会を想像してみてください。
自分の考えに自信がある上司の主観をどんなに力説されようと、興味がなかったり共感できない主張であれば、
その言葉にあなたが感化されることはありませんよね。

あなたの話に興味を持っていない相手に長い時間をかけて説得しようと、契約に至ることは稀です。
機会をあらためて再度誘うチャンスも永遠に失います。
興味深く話を聞く態度が見えない相手は深追いせず、一歩前の段階に戻り、
あなたの活動に興味を持ってもらうよう時間をかけて関係を作りましょう。



抽象的な勧誘をするな

「頑張れば稼げるから」「絶対に儲かるから」という抽象度が高い誘い文句は
信頼性が乏しく、だまそうとしているんじゃないか?という警戒心を持たれます。
今ではアムウェイのビジネスモデルは一般の間にも広く知れ渡り、誰でも簡単に稼げるものではないことを共通認識として持つようになっています。

前出の「まずデメリットを伝えよう」の項にも通じますが、
ボーナスを得るためには最低限何人ほどのダウンが必要なのかや、どれほどの仕事量が必要なのかなどを具体的に説明しましょう。

人は自分の頭で具体的に想像できて初めて、その話に納得できます。
腹落ちしないまま強引に話を続けられても「どうやって断ろうかな…」と、粗を探す聞き方になってしまうのです。

簡単には稼げない事実を伝えた上で、コツコツ続けていけば加速度的にボーナスが増えていく報酬システムであると認知してもらいましょう。
夢ばかり語るのではなく、事実ベースで稼げるロードマップを提示してあげることで、相手も前向きに判断しやすくなります。



人格を否定するな

ABOの中にはあまりにもアムウェイ愛が強すぎるあまり、相手を否定するような言動をする人が残念ながらいます。
「そんな生き方で満足なの?信じられない!」「アムウェイの良さがわからないなんておかしいんじゃない?」など、
人格にも言及するような物言いで、よく耳にするトラブルのひとつになっています。

言葉の暴力で相手をコントロールしようとする行為は、最も原始的で幼稚なコミニケーション手段です。
ビジネスに限らずあらゆる場面で使うべき言葉ではなく、相手はパートナーになってくれるどころが、あなたの元から去っていくでしょう。

あなた自信がアムウェイの良さを理解し、相手のためになると考えて勧誘する心構えはたしかに必要です。
ただ、自分がどう感じているかと相手がどう感じるかは分けて考えなくてはいけません。
「アムウェイビジネスこそが誰にとっても最上のライフスタイル」と強要するような態度で勧誘することはおすすめできません。



デート商法は誰も得しない

デート商法とは別名「恋人商法」といい、異性への恋愛感情を利用した勧誘方法です。
近年はSNSやマッチングアプリなどの普及で、ネット上で出会いを求めている人が見つけやすくなっており、
デート商法詐欺のターゲットにされることがしばしばあります。

面識がない人とでも約束を取り付けることが比較的容易なため、アムウェイへの勧誘でも残念ながら一部のABOが利用しています。
そもそも人をだますような振る舞いをすべきではありませんが、
実はアムウェイのビジネスモデルとデート商法の手口は相性が良くないことを覚えておきましょう。

アムウェイでの関係は高額商品を売りつけて終わりではありません。
ビジネスパートナーとして支え会いながらグループを大きくしていくため、仲間としての関係が恒久的に続きます。
もし相手がデート商法で運良くABOへ登録してくれたとしても、
一向に恋愛関係が進展しないのであれば、相手はABO活動を続ける意味を失います。

アムウェイのビジネスモデルにおいて、一過性の関係しか作れないデート商法では誰も得しません。
お互いの目的がすれ違っているので、恋愛に発展するはずもなく、ビジネスの成功にもつながらないのです。


アムウェイへの誘い方の禁止事項とは?

違法のねずみ講とは異なり、アムウエイは「連鎖販売取引」という法律に基づいた流通の拡大方法を持ちます。
ただし合法とはいえ、取引きや勧誘の内容によってはトラブルに発展する可能性が高いビジネスモデルであることを理解しておきましょう。
そのためアムウェイは、特定商取引法(特商法)や医薬品医療機器等法(薬機法)の定めるルールの適応を受けます。

正しい勧誘を行うABOだけであれば何も問題はないはずですが、一部にはルールを逸脱した勧誘を行うABOが見受けられます。
誤った勧誘活動はABO資格剥奪につながり、場合によっては刑事罰に問われることもあります。
アムウェイへの勧誘は定められたルールを厳守して行いましょう。


アムウェイを伏せて勧誘してはダメ

あなたに相手をだます意思がなくても、うっかりやってしまいがちな禁止行為が「連鎖販売取引の明示義務違反」です。
これは特商法で定められており、アムウェイに勧誘する際は、
自分がアムウェイのABOであること・相手にABOの登録を勧めていることを示した上で説明を始めなくてはいけません。

よくABOが主催するホームパーティーでアムウェイ製品を使った料理などが振る舞われますが、
それ自体はグレーゾーンです。
ただし「登録すればこの調理器具が安く買えるよ」「あなたも知人に紹介すればボーナスが入るよ」など、
連鎖販売取引の事項を説明し始めるのであれば、あらかじめ明示義務を果たしましょう。


クーリング・オフを妨げてはダメ

明示義務に加え、もうひとつ特商法に関わるトラブルで多いのがクーリング・オフについてです。
クーリング・オフとは、連鎖販売取引の契約後一定期間内であれば「無条件」で契約解除ができるという、勧誘される側を守るための権利です。

まずは1つ目、アムウェイへ勧誘する際は契約解除の権利があることを説明する義務があります。
「解約には条件がある」などど事実と異なる説明ももちろんいけません。
そして2つ目は、クーリング・オフを行使させないために脅迫や強要を行ってはいけません。
禁止行為に違反した場合、3年以下の懲役または300万円以下の罰金、あるいは2つが併せて科せられます。

法律で定められているから厳守するのはもちろんですが、それ以前に、誠実さを欠いた勧誘では先につながることがないと心得ておきましょう。


効果があると断言してはダメ

薬機法により、効能・効果を保証する表現は禁止されています。
アムウェイで取り扱う栄養補助食品は食品なので、本来薬機法の適応外です。
ですが「病気の治療や予防効果」や「体の機能への影響」があると認識するような広告表現をすると、
無承認無許可の医薬品であると判断され医薬品医療機器等法が適用されてしまいます。

たとえば、アムウエイの栄養補助食品であるニュートリライト製品をセールスする際は
「疲労回復」や「老化防止」「血液サラサラ」などの表現を使うことは禁止されています。
広告表現の可否は、総合的な判断で「勧誘される側が医薬品的な効能・効果があると認識するか」に基づきます。

誤解を与えない説明になるよう、効果の実感には個人差があることを伝えたり、
パッケージの表示内容やカタログに記載された内容以上の誇張表現は使わないよう、十分に留意しましょう。


友達を減らさないアムウェイへの誘い方

アムウェイへの誘い方でみんな頭を悩ませているのが「友達を誘う方法」でしょう。
勧誘経験があるABOの方なら、疎遠になった友達が何人もいる…という方も多いはずです。

これまで説明してきた誠実な勧誘方法を実行したとしても、アムウェイの悪いイメージを完全に払拭することは難しいかもしれません。
ただ、契約には至らなくとも友人関係を悪くしない方法はあります。

もし友人関係が続くのであれば、またアムウェイを紹介できる機会が訪れるかもしれません。
あくまで売り込むのではなく、相手のことを考えて提案する意識をもって勧誘活動に取り組んでみてください。


誇張やウソは絶対に言わない

信頼している相手から裏切られたと感じたとき、人は関心を失います。誇張表現やウソだと思われる表現はしないようにしましょう。

「がんばれば絶対に儲かるよ!人生変わるよ!」という勧誘方法では、あなたの信用は地に落ちるでしょう。
絶対に儲かるビジネスなんて存在せず、それどころか、アムウェイのビジネスは特に稼ぐのが難しいことをみんな知っているからです。

前述したように、まずはデメリットを伝え、一朝一夕では成功しないことを具体的に説明してください。
そのうえで、ビジネスパートナーとして力を合わせて行こうと建設的に提案してみましょう。


断る姿勢を見せられたら素直に引く

そもそもアムウェイが嫌いだったり、まったく興味を示さない人は深追いしないようにしましょう。
相手の考えを覆して契約に持ち込むことは現実的に厳しいですし、
無理やり勧誘する形になりやすいため、相手から嫌われやすくなる傾向があります。

「今お金ないからな〜」とか「面白そうだけどね〜」など、曖昧な言い回しをしてくる相手にはここぞとばかりにプッシュしがちですが、
基本的には断り文句と捉えましょう。

相手が興味を持っていない場合、勧誘の労力に対する成約率は著しく低くなりますし、相手側のストレスも大きくなります。
相手がどう感じているかを判断し、勧誘を続けるかを見極めましょう。


相手に判断させる余白を作る

相手が満足して契約に至るためには、自分で選び判断したという「納得感」を持ってもらうことが何よりも重要です。
こちらがいくら理詰めや先回りで論破したところで、相手の行動につながることはありません。

なぜなら、自分の意見が入る余白がない物言いをされると、否定され、強制され、支配されているように感じるからです。
隙がない理論武装をしたつもりでも、相手にとっては強烈な嫌悪感にしかなりません。

自分で判断したと感じてもらうためには「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」と提案することが有効です。
論破するのではなく、あなたにとって最善な方法を一緒に見つけていこうよと、寄り添う態度で誘ってみましょう。



アムウェイに誘うならこんな人!有能なダウンになる人の特徴とは

手当たり次第に勧誘する方法では、どこまで行っても労働収入から抜け出せず、結局自分自身が消耗するばかりです。
アムウェイの活動では、ダウンのさらに下のダウンも含めたグループ全体を育てていく観点が必要です。

有能なダウンに活動してもらうことで、自分が直接勧誘せずともグループが拡大していく仕組みを作れます。
つまり不労所得を得るための第一歩は、戦力になる人材を見極めダウンへ勧誘することが大切なのです。

ここではアムウェイの製品やビジネスに興味を抱きやすく、さらにABOになってからも活躍する人の特徴を紹介していきます。
周りに当てはまる人がいたらぜひアプローチしてみましょう。


自分に軸があるポジティブな人

まずは、自分の考えにブレがなく積極的な性格を持っている人物を誘ってみましょう。
一見、他人の意見に流されやすく気が弱い人のほうが勧誘しやすいように思えますが、ビジネスで大切なのは自走力です。

仮に消極的な人をゴリ押しでABOへ勧誘できたとしても、
自分から進んで活動できない人をサポートするのは高いコミュニケーションコストが必要になってしまいます。
結局自分の仕事量が変わらないどころか、増える羽目にもなりかねません。

自走力がある人にとっては、工夫する余地があり成果が報酬で現れるアムウェイは相性が良いビジネスモデルです。
単発で商品を買ってくれる人を探すのではなく、自ら流通を広げてくれる人材を探してみましょう。


製品にまつわる専門職に就いている人

調理師や美容師・栄養士など、製品に関連する専門知識を持っている人は即戦力となります。
専門職に従事している権威性から、下位ダウンの勧誘が比較的成功しやすいためです。

また専門職のほか、趣味の発信をしている人も有能な人材でしょう。
例えば普段からヘルシーメニューを発信している人が紹介するカロリーオフ食材や、
メイク動画を出している人が紹介するスキンケア製品に興味を抱きやすいのはお分かりいただけるはずです。

これらの方は基礎知識があるぶん、こちらが勧誘する際の労力も少ない傾向があります。
なかなか条件に当てはまる人は少ないですが、誘いやすく即戦力になる貴重な人材です。機会があれば積極的にアピールしてみましょう。



良いものを探し求める本物志向な人

普段から「良いものないかな?」と積極的にリサーチするような本物志向の人も、有能なダウンになりやすい人の特徴です。
自分で良いものを見極めて使っている自負があるため、製品を自分発信で広めていく楽しさに共感してもらいやすいのです。

また傾向として、他人とかぶりたくない心情である「スノップ効果」が働きやすい性格を持っています。
店頭には並ばないアムウェイ製品に魅力を感じやすく、専門職の方と並んで勧誘しやすい人ともいえるでしょう。

昨今は健康や住環境など、”自分なりのライフスタイル”に目を向ける方が多くなっています。
知る人ぞ知る逸品を流通させることに価値を感じる「本物志向のABO」は、今後どんどん影響力を増していく人材になるでしょう。


無理やり勧誘するストレスから開放されよう

この記事では、アムウェイへの誠実な誘い方や、友達関係を崩さない勧誘方法などについて解説してきました。
アムウェイへの勧誘は本来、つらく苦しく後ろめたいものではなく、あなた発信でコミュニティーを広げる貢献感を得られる活動です。

もし過去に強引な勧誘を受け嫌な思いをされた方も、
「1つのちゃんとしたビジネス」として活動しているABOもいるんだなと思い至って頂ければ嬉しく思います。
勧誘活動のネガティブな意識を見直していただき、もし興味を持てるような誘われ方をされたならば、
あなたなりのやりがいを見つけてみてはいかがでしょうか。


芸能界でも人気みたいです。



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